抜歯の日、次の受診日は1週間後に提示された。
抜歯前の診察では「翌日や翌々日の受診をお願いすることがあるかも」と言われていたのだが、ネット検索すると一般的には抜歯から一週間後に抜糸で受診して、それでおしまいのことが多いようだっ歌。
だからまあ、ごく普通に抜歯できたのだな、と思った。
目次
抜歯翌日以降の経過。
朝起きると患部と患部側面のほっぺた(内側)がパンッパンに腫れていた。
お互いがパンパンに腫れているから、何か飲むたびにキュッと圧がかかって不快だ。
患部の歯茎は黒い糸で縫合されているのだが、腫れてるのもあってボンレスハムみたいになっている。圧がかかると同時に引き攣る。
痛いというほどではないけど、唾を飲み込むたびとても不快で、早く治ってほしいと思った。
通常だとそう頻繁に唾を飲み込むことはないのだが、じわじわ気にならないほどに血が出ていて、その血の凝固成分のせいか、唾が喉に溜まるのだ。「ごっくん」せずにはいられないのである。
これは抜歯日を0日として、2日目まで続いた。
腫れについては2−3日がピークと聞いていたが、その通りだった。
ほっぺたの腫れは、他人からわかるほどではなかったが、「お、ちょっと腫れてる」と鏡を見て思った。
3ー4日目には口の中の腫れも外見も、急速に引いて行くので数日の我慢である。
痛み止めは処方された全てを飲んだ
痛む前に飲んだ方が良い
そう言われれば、痛む前に飲んでしまうので、いつまで痛かったのか分からない。
3日間飲んで、痛み止めは全てなくなった。
その後少し虫歯のような、沁みるような鈍痛と、痛痒い程度の感覚があった。我慢できない痛みではなく、軽いものだった。
親知らずの手前の歯が虫歯になっているかも?という話があったので、抜歯の痛みではなく隣の歯が痛んでいるのであろう、とその時は思うことにしたのだった。
しかし後日のかかりつけ受診で「手前の歯が虫歯であっても、その歯はもう神経ないから感じないはずだけど」と言われ、、
あの沁みるような鈍痛と痛痒さは、親知らず抜歯によるものだったようだ。
完全に痛みがなくなったのは抜歯から10日後のことだった。意外と長かった。
親知らず抜歯で意外だったこと
普通に親知らずの抜歯をするとしばらく穴が空いたままになり、抜歯直後はうがいに気を使うし、傷口が塞がってからもそこにご飯が詰まるのがストレス…だったりするのだが。
今回は縫われているので、そういったことがなくてストレスフリーだった。
(抜歯翌日まではそっとうがいするように医師に言われたが)
一週間後の抜糸
抜歯が一番怖かったはずなのに、終わってしまえば、抜糸も怖くなってきた。
受診直前に抜糸は痛くないのか鬼検索する私。
どうやら抜糸は痛くないようで安心するのだった。
診察台に座ると
歯科医「チクチクする程度ですからね」
と言われて安心する。
が、いざ患部(というより頬内側)を触られると【口内炎】を触られたような痛みが走るのだった。
朝、口の中の状態を確認した時には口内炎のようなものは確認できず、どちらかといえば「ちょっと赤いかな」という見た目だったので、口内の表面が荒れていたんだろうか…
激痛ではないとはいえ、口内炎の痛みが抜糸の間しばし続いたのでハンカチを握りしめ、我慢した。
手足口病なんじゃないのおおおぉと思うほどだった。(現在、我が家の子らは一度も手足口病にかかったことはないのだが)
これにて横倒れの親知らずの抜歯、全工程完了
まさか⑥まで記事を書くことになるとは思わなかった。
横倒れの親知らず、確かに抜歯大変だった。
若い頃に抜いておくべきだったか、20年後の今抜いて正解だったか、答えは分からない。
親知らずが小さいうちに歯茎切開した方が痛くなかったかなあ、若いから早く治ったかなあ…
それは実際経験して比べてみないと分からないので答えはない。
ともかく抜けてよかったぁ。
長文、駄文、お読みいただきありがとうございました!