子育て日記 雑記

【ハハ戦記0005】ありのままの5歳息子とわたし 人生レット・イット・ゴー

就寝前にアナと雪の女王のサントラを聞いていた。

“トナカイのほうがずっといい“が流れると、ストーリーうろ覚えの息子の、怒涛の質問タイムが始まる。

息子「これ誰が歌ってる?」
私「えーとオラフじゃなくてスヴェンじゃなくて…あ、でもスヴェンも歌ってるってことでいいのか?」
息子「スヴェンってトナカイ?」
私「そうだよ」
息子「トナカイってシカのこと?」
私「え?!トナカイはトナカイ。シカはシカだよ…」
息子「フゥン」

理解したか定かではない…
それにしても私の中のクリストフの存在が薄すぎて毎回名前がスッと出て来ずモヤモヤする。

そしてレット・イット・ゴーが始まる。

「これ始まりの曲?終わりの曲?」

と息子が聞く。オープニングかエンディングか聞いているのだろう。

「途中(劇中)でも流れるけど…どちらかというとエンディングかなぁ」

イントロのところで「いまエルサが雪山を歩いてるね…」と呟く息子。良い想像力だ。

そして歌い出しが始まるとともに、息子も私も思い思いに歌う。
サビまで来る頃にはふたりともなりきり最高潮だった。

そしてそんなとき突然、再び息子の怒涛の質問タイムが始まる。

「ありのまま、ってなに」

と。
「そのまま、ってことよ。そのままで、じぶんのあるがままでいいって言ってるの」

「ふーん」

理解していなそうな息子。
そして再びサビが繰り返され、また呟く。

息子「誰のママよ。笑」

ハッと気づいた私が叫ぶ。

「そっか、有野ママってこと?!ママ、のところがお母さんの意味の“ママ“だとおもったのね?!」

と言うと「くふっw」と笑う息子。当たりだ。

「ちがうちがう有野ママじゃないよ〜有野って誰よー!有野なんて、息子の友達にいないじゃーん!」

と突っ込み、私も息子も大笑いしてしまった。

少ししてボソッと

息子「てんとうむしの、ママかもね。笑」

なんて呟いた。

…え?

てんとうむしの?ママ?

あり…の?!

「有野じゃなくて、蟻の。か〜〜〜!!」

可愛いのとおかしいのとでまたも爆笑。寝る前にお腹よじれるかと思った。

怒涛の質問タイムには返答につまってしまうけど、息子が大好きだ。

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