雑記

【睡眠時無呼吸症候群】いびきのうるさい夫が治療を受けるまで1【CPAP】

先に書いておくとこれは経験談で、解決策は特にありませんのでご注意ください。
そして夫婦仲は円満でございます。

そんなある日の話。

目次

夫は結婚当初からいびきがうるさかった

まず、前提として結婚して7年になります。(耳鼻科で診断を受けるまで)
夫はいびきがとてもうるさかった。
けど、特に困ったことはありませんでした。
妻である私がどんな環境下でも寝られるタイプの人間だったからです。

いびきに気づいた頃、夫は既に無呼吸が多発していました。
恋愛結婚ですから、無呼吸であることはとても心配でしたが、調べてみると、1分くらいで呼吸が戻っていれば、そう心配の必要もないとも出てきて、「そんなもんか」「じゃあ放っておいてもいいか」と安心したのを覚えています。(現在もそうなのかは知りません)

夫には「いびきがうるさいし、途中で呼吸が止まっていて心配だよ」と告げていましたが、本人は自覚がほぼないようで「そんな大げさな」といった感じで真面目に取り合ってくれませんでした。

そうはいってもあまりのいびきの大きさに耳鼻科に連れていきたい気もしましたが、本人に眠気などはないようだし、健康が取り柄の夫だったので、様子を見ることにしたのでした。

いびきはそのままに子供が2人誕生する

まず1人目が誕生したとき、夫は激務でした。
夜勤もあるなどすれ違う生活。一緒に寝ることはありませんでした。
もっとも、すれ違い生活のため、寝室を別にしていたからです。
休みの日にはリビングで大いびきをかいて寝る夫がいましたが、まあ昼間だし、と特に気にすることもありませんでした。

しかし2人目ができるとどうでしょう。

その頃には、夫は穏やかな部署に配属になっていました。コロナの余韻もあり、テレワークがメインです。
出産前から2人目の育児はしっかり協力してほしいとお願いしていました。
夫自身も妊娠前からそのつもりで穏やかな部署への配属を希望していたようです。

妊娠で浅くなる妻の眠りと、そこでの気づき

妊娠した女性にはいろいろな体の変化があります。
私は眠りが浅くなり、頻尿になりました。
一人目妊娠時は妊娠後期だけ浅くなりましたが、二人目はなぜか妊娠初期から夜中に何回も目覚めてしまいます。
トイレにいきたいのと、夫のいびきで。
そのときに気づきました。

夫は夜中じゅう無呼吸かもしれない、、と。

目が覚めるたび、大きないびきと、突然止まる呼吸。
聞いているこっちが苦しくなります。

でもそんなんでも命に別状はないんだよね、と思いながら、苦々しく夫のいびきを我慢します。
起きて夫に「夜中も呼吸が何度も止まってるよ」と一応伝えますが、「ずっと聞いていたわけじゃないでしょ」と返されます。
そりゃあ夜中じゅう起きて監視していたわけじゃないけれど。
こちらは心配しているのに相手にしてもらえません。

そしてたまに長男が、夜中に起きていることにも気づきました。
意識はないようですが、夫のいびきがうるさいときにむくりと起き上がるのです。
そしてしばらくゆらゆらしたあと、またそのままバタリと倒れてスース―寝ます。

そのまま寝ているからいいのかな…?とそのころは放置してしまいました。ごめんね、息子。

夫のいびきで子供の眠りが浅くなる

子供一人目で気にしなかった夫のいびき。
寝室が別なのもそうですが、なにより一人目にうまれた長男が、よく寝る子だったから。
お昼寝のとき夫が近くでいびきをかいていても、ぐーぐー寝ていた息子。

それから4年後、長女が誕生します。
娘は息子と違って、眠りが浅い!

テレワークで家に夫がいる穏やかな日常。
「じゃあ、家族みんなで寝室で寝ましょうね」
と就寝時、川の字になって寝てみたら、どうでしょう。

本来しあわせな家族の画になるはずが。

夫のいびきにびっくりして、跳ね起きる赤ちゃんの娘。
いままで同様、夫のいびきがピークに達すると、むくりと起き上がる息子。

いやいやいや。
これ、私にとっては地獄絵図。
これまでは夫の健康だけが心配だったけれど、子供たちに弊害が生じている。

最寄りの耳鼻科が無呼吸症候群の専門医だった

 

(続きへ)

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