産後入院レポート2018

【無痛分娩・産後5日目】初産婦と赤ちゃんの入院生活 ついに退院! ー東京衛生病院ー

前回の続き、産後の入院生活最終日です。

目次

退院日は何するの? ー慣れない搾乳・出産費用の支払いー

産後5日目

4:45起床。
よし、最終日は自分で起きたぞ…!
振り返ってみると、この日まで毎日看護師さんに起こしてもらってた。
普段の生活では、アラームをつけていて寝過ごすなんてことはないので、本当に出産のダメージってすごいものがあるんだと思います。

5:00 授乳

授乳に行くと、やはり我が子はスヤスヤモードでおっぱいは飲んでくれず。
困り果てていると、

ナース「今日退院ですよね?まあお家帰ってお腹減れば飲みますから」

と声をかけてもらい、ミルクだけ飲ませて終了。

7:30 朝食

昼に退院ですから、これが最後の産婦食です。

*胚芽ロールパン
*黒ごまクリーム
*サラダ
*温泉卵
*きのこと根菜のスープ
*コーンフレーク
*牛乳
*オレンジ

9:30 授乳と搾乳

今日は退院日、昼には病院を出なければいけないので午前中はドタバタ。
朝食後の授乳は、おっぱい飲まなければさっさと切り上げてさくっとミルクあげて部屋に戻ろうなんて思ったんだけど、授乳室に今まで見かけなかったスタッフが数名いた。

名札をぶら下げていて、見ると、授乳&おっぱいマッサージ専門の助産師さんらしい。
どうやら週1とかで派遣にきてもらってるっぽい?

退院日じゃなかったら色々聞けたのに…と残念に思いつつ、授乳を諦めミルクに移行しようとすると
助産師「授乳できましたか?」と話しかけてきてくれた。

私「 いやー起きないので…諦めてミルク飲ませようかと」

助産師「じゃあ少しだけでも搾乳して飲ませてみましょうか 」

私「え、あ、はい」

私の胸から搾れるのか?と疑問に思うも、助産師さんがマッサージをすると、出てくる母乳。
凝りをほぐされるようで気持ちよくもある。
新生児室のナースもマッサージうまいけど、さすが助産師さん!

とはいえ、短時間にそんな出るわけもなく、5〜10ccくらい?
それを哺乳瓶の口に垂らして、それだけ吸わせる。
粉ミルクと一緒にしちゃうと全部飲まないとき勿体ないからね、とのこと。

私にも搾乳できるんだなあ〜教えてもらってよかった〜と思い、授乳室を後にしました。

11:00 退院手続きと支払い

母が来て、息子用の着替えなどを持ってきてくれた。
着替えは事前に持ってくればいい話ですが、絶対お迎えはあったほうがいいですね。
赤ちゃん抱いて帰るし、パジャマ借りるにしても病院からの配布されたバッグ(産褥パッドなど)などもありますから、一人で帰るのは大変です。

新生児室へ息子を迎えに行く直前まで、退院手続きなどでバタバタ。
無痛分娩費用はおよそ81万円。
出産育児一時金の42万円を引くと、39万円。

分かってはいたけど高いですね。

でも、それでも次産むときもまた東京衛生病院がいいな、と思いました。

だってお医者さんもナースもとっても優しい!
ベジでもごはん美味しいし。

11:30 授乳そして退院

手続きを全て終え、後は新生児室にいる息子を迎えるだけ。
新生児室での最後の授乳も、息子スヤスヤ。

朝の助産師さんがいて、もう一度搾乳にチャレンジする。
自分のマッサージでも助産師さんと同じくらい出せ、息子に与えることができた。

病院着を脱がせて、持参したセレモニードレスを着せる。

怒涛の6日間だったなあ、としみじみ。
産んだのは昨日のことのようだけど、息子は日に日に顔が変わってきてる感じ。
体もぐでぐでだったけど、首以外はしっかりしてきたような。

どんどん成長しちゃうんだろうなぁ、と生後1週間も経ってないのにはやくも寂しくなります。

病院を出ると外は曇りでした。
雨予報だったから、曇りでよかったな。

退院後の赤ちゃんとの生活は?ー最低でも3時間おきの授乳ー

病院では深夜0~4時の授乳は免除されていましたし、それ以外の授乳も時間が決められていました。
もし指定された授乳時間以外に赤ちゃんが泣いた場合には看護師さんから粉ミルクが与えられていました。

しかし、退院すればそのルールもなくなり、24時間続く赤ちゃんとの生活が始まります。
目安として3時間おきの授乳ですが、赤ちゃんは機械じゃありませんから、それより早くにお腹が減って泣くこともあるし、おしっこやうんちの頻度もそれぞれです。

生後5日目はこんな感じだった

0800 授乳
1130 授乳 便、尿
1300 尿
1415 授乳 両乳15分ずつ
1515 授乳 両乳15、便、尿
1750 授乳 両乳15、尿
1915 授乳 両乳15
2005 ミルク50cc
2200 沐浴
2350 授乳 両乳10
0020 ミルク50cc

完母への第一歩

退院の際、助産師さんに
「退院後は、3時間おきに授乳と、その後にミルク60ccを与えてください」
と言われました。

わたし
ずっとですか?できれば完母にしたいと思っているんですが…

とりあえず1週間この通りにしてもらって、母乳の増え具合でミルクを減らしていってください。いずれ母乳で足りるようになりますよ。
看護師

【母乳相談室】東京衛生病院の売店で売っている哺乳瓶!

助産師さんの話を聞いてなるほどーと思い、病院で使われている哺乳瓶、母乳相談室を早速購入しました。
家には既に哺乳瓶がふたつ買ってあるけれど、病院で使われている哺乳瓶は新生児用で、母乳の出に一番近いのだそう。

帰って家の哺乳瓶と比べてみたら、なるほど、市販の哺乳瓶は乳首の穴が3つなのに、母乳相談室は1つしかない上、穴は極小、乳首自体も分厚く、たいへん飲みにくい構造です。

通常、市販の哺乳瓶でミルクを与えていると、吸うのが楽なので、赤ちゃんが母乳を嫌がるようになってしまう(=乳頭混乱)と聞くけど、この哺乳瓶なら少ないそうです。

混合授乳に立ちはだかる実母

退院後は実家に里帰りしたのですが、実母は完母派。
授乳のあと、ミルクをあげようとすると猛反対されました。

私もいずれは完母にしたいと思っていましたが、赤ちゃんに無理をさせてまで強行するつもりもなかったのです。
何より今は自分の胸から充分に出ている実感もないから。そのうちはミルク追加もやむを得ないと思っていました。

実母「飲ませているうちに出るわよ‼️頑張りなさい。」

とうるさく説教されました。
そりゃそのうち出るようにはなるだろうけど、それまでの間、息子に我慢させるのが可哀想で仕方がない。

だって病院では授乳に加え1日200ccはミルクをもらっていたのに、それが今日になっていきなりゼロだなんて極端すぎやしないか。

息子可哀想…すごく可哀想…それから私の乳首もげそう…

と文句をブツブツ唱えていたら実母が折れました。
当たり前です、母親は私なので私が決めること。(でもできれば同意が欲しかった)
体力を使うであろう沐浴前と、なるべく寝てほしい就寝前にミルクを50ccずつ与えました。

基本的には母乳で頑張るつもりで、様子を見ながらミルクを増減していく予定です。

生後6日目に続きます。

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